開発中/ IH加熱接合



・鉄筋の高周波加熱鉄筋接合法



 本工法の高周波加熱鉄筋接合法は、主流工法であるガス圧接の酸素アセチレンの燃焼加熱を、電気加熱で行います。その電気加熱は高周波誘導加熱(IH加熱)で行います。電気をエネルギー源とする本工法は、自動化しやすく、自然エネルギーを源とする電気であれば、化石燃料の使用量とCO2発生量を抑える事ができます。ガス圧接はアセチレンに対し酸素過剰の還元炎で、高温になる接合面の酸化被膜(大きな接合阻害要因となる)発生を防ぎますが、本工法では低融点インサートメタルによる清浄効果で接合面の酸化被膜を除去することにより、大気雰囲気での強固な接合を行う事ができます。ガス圧接の拡散接合に対し、本工法は液相拡散接合と呼ばれる場合もあります。少し上の分野分けに戻りますと、溶融接合、例えばアーク溶接とは原理が異なります。ハンダ付け、ロウ付け等との溶接とも異なります。以下はIH加熱で接合を行う動画です。

 本技術は鉄筋のみならず、他の場面でも適用可能です。是非導入をご検討下さい!